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オンライン・オーナーシップ

先日、知人から面白い情報を教えてもらいました。

■あなたもサッカーチームオーナー 〜ゲームの世界が現実に!

サッカーチームのオーナーになるなんて、一部のお金持ちの話。と思っていたら、誰でもオーナーになれる史上初の夢のようなコミュニティが出現した。イギリス発のオンライン・コミュニティ「MyFootballClub」(マイ・フットボール・クラブ)は、登録した会員たちがプロサッカーチームの買収を目指す集まりだ。2008年2月19日、遂にEbbsfleet United FC(エッブスフリート・ユナイテッドFC)を正式に買収した。(続きはこちら

このオンライン・コミュニティーが買収したのは、「プレミアリーグから数えて5部相当」のチームということで、「同チームの75%の株(62万5000ポンド、1億3000万円)を所持」することも投票により承認され、Ebbsfleet United FC側も臨時株主会議を開いて買収を公式に承認したそうです。

2008年2月時点の会員数は、2万8300人超で、年会費は35ポンド(7280円)。参加資格は16歳以上で、参加者の平均年齢は27歳だそうです。なかなか面白いアイデアですね。経済的に苦しい環境にあるチームにとっては、新しい資金調達の手段にもなりますね。ただ、メジャーなチームのオーナーシップにはあまり馴染まない形態の様な気がします。

特にアメリカでは、オーナーには明確な責任の所在が求められるので、NFLでは一個人が少なくとも51%以上の所有権を有することが望ましいとされており、基本的に個人かパートナーシップか家族持ち株会社しかオーナーになれません。パートナーシップの場合でも、一投資家が30%以上の比率を握るマジョリティー・オーナーになることが求められています。

まあ、4大スポーツの中ではNFLがオーナーの資格要件には一番厳しいのですが、他のリーグも責任の所在は明確にする方向で一致しています。こうした背景を考えると、不特定多数がオーナーになるオンライン・コミュニティーという形態はまだ馴染まないのではないかなと思います。

この事例では、選手の獲得や移籍の判断までオンライン・コミュニティーが投票で行うようですが、こうした情報は通常は機密情報に当たるので、オンラインというオープン性とはコンフリクトがあるような気もします。

とはいえ、まずは下位リーグのクラブで試験運用されながら、いろいろと進化していけば、面白いオーナーシップ形態になるかもしれませんね。

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