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フラッグフットが小学校で準必修科目化

NFLジャパンのコラムを読んで初めて知ったのですが、フラッグフットが2011年度から完全実施される小学校の新「学習指導要領解説書」の体育に掲載されたことで、体育の授業で準必修科目化されるようです。

「学習指導要領解説書」とは、学校がカリキュラムを編制する際の大綱的基準である「学習指導要領」改定に合わせて文部科学省が編集し、小中高校の教科ごとに指導要領の意味の詳細を補足説明するものなんだそうで、「指導要領」と違い法的拘束力はないのですが、実際の教科書編集は解説書に準じて行われているようです。

フットボールの教育的価値を強調しながら教育機関と連携してフットボールの普及を目指す、NFLジャパンの町田代表の地道な努力が実を結んだ格好です。今から約10年前にNFLジャパンがこうした普及活動を開始した際、フラッグを実施していたのは全国で約40校しかなかったそうです。それが昨年は3082の小中学校が授業や部活で採用したそうです。筑波大の協力により、フラッグフットの教育的価値を科学的に証明したことが大きかったようですね。

NFLはフットボールの教育的価値を強調して教育機関と協力しながらユースマーケティングを行うことを得意としています。こうした戦略的なユースマーケティングが多くのスポーツ組織が実施しており、例えばMLBでも「マンハッタンにジャッキー・ロビンソン博物館を建設」でもお伝えしたように、MLB初のアフリカ系アメリカ人選手となったジャッキー・ロビンソン選手の偉業を「ジャッキーの9つの価値」(Jackies' Nine values)として「勇気」「決断」「チームワーク」「忍耐」「純粋さ」「市民としての意識」「正義」「責任」「卓越」にブレークダウンして、作文コンテストなどを通じて彼の生涯から教育的価値を学ぶ「障害を乗り越えよう」(Breaking Barries)という教育プログラムを実施しています。

実は小学生の年齢層は、「トゥイーン」(Tween)と呼ばれるマーケティング上非常に重要なターゲットなんです。「トゥイーン」とは、13〜19歳の「ティーンエイジャー」(Teen-ager)よりもさらに若い8〜12歳の年齢層をさします。一般的に、「格好いい」「好き」といった価値観が形成されるのがティーンエイジャーになってからと考えられているため、そうした価値観が作られる前のトゥイーンの段階で、繰り返しブランドの刷り込みを行って意図的に「格好いい」「好き」と感じてもらえるように仕向けるというわけです。

【関連情報】
フラッグフットボールとタグラグビー 指導要領解説書に掲載(産経ニュース)
子供も楽しめるフラッグフットボール、2年後から必修科目に(NFL Japan)

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