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NFLバッカニアーズが首下全身まひの選手と契約

NFLタンパベイ・バッカニアーズが、大学の試合中の怪我で首から下が全身まひしている元ラトガーズ大のエリック・リグランド選手と契約を結んだことが話題になっています。

リグランド選手は3年生だった2010年10月の試合中に頸椎を骨折して首から下が麻痺し、当初は自発呼吸もままならないのではないかと医師から診断されたそうです。しかし、その後の懸命のリハビリの甲斐もあって、今では自発呼吸はおろか、自動車椅子で自由に動き回れるまでに回復しています。


ラトガーズ大はNY州の隣のNJ州にあるということで、彼の事故やその後のリハビリでの回復などはNYでも度々報じられているのですが、彼のポジティブな態度にはいつも驚かされました。「自分の足で地面に立つ」ことを目標に日々の厳しいリハビリをこなしているのですが、彼の表情には一点の暗さもなく、信念に貫かれた強さは周りの人をインスパイアするのです。

怪我から約1年後、彼はチームメイトとともに車椅子でフィールドに姿を現しました。スタジアムはスタンディング・オベーションに包まれます。


実は、今年からバッカニアーズの新HCとなったのは、昨年までラトガーズ大HCだったグレッグ・シアーノ氏。まさに、リグランド選手が怪我でフィールドに倒れた時のHCでした。こうした縁もあり、バッカニアーズはオフシーズンの90名のロースターの1つを彼のために空けたのでした。

バッカニアーズはNFL球団の中でもコミュニティー活動に熱心な球団です。今回の契約も、単なる話題作りではなく、脊椎の怪我への啓蒙や問題提起が目的なようです。リグランド選手も、契約金は治療法発見のためのリサーチに寄付するそうです。

スポーツの価値は試合を行うことだけでない、ということを教えてくれる素晴らしい事例だと思います。

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