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米学生スポーツのアマチュア規定は幻想?

ルイビル、女子は残念ながら負けちゃいましたね。やはりUCONNの強さは圧倒的でした。ただ、決勝でも30点も点が開くとちょっと興ざめしますね、正直。

さて、日経ビジネスに最新記事がアップされました。古くて新しい話題ですが、「NCAAは学生選手を搾取して巨額の利益を上げている」「NCAAは学生選手にも適切な対価を支払うべきだ」とする批判は以前からありました。今年の全米バスケットボールトーナメント中に、そのような意見を後押しすることになる“事件”が起こりました。バスケファンの方にはご存知の方も多いかと思いますが、ケビン・ウェア選手の怪我です。

さらに、男子が女子決勝戦の前日に優勝を決めたルイビルですが、そのご褒美に女子決勝を大学とコーチがスポンサーして応援に駆け付ける(男子決勝はアトランタ、女子はニューオリンズだったので、飛行機での移動が必須)という粋な計らいがあったのですが、これをNCAAが認めませんでした。何でも、これが学生選手への「不適切な利益供与」というのです。

一体、NCAAは誰のために何を守ろうとしているのでしょうか?果たして、NCAAが規定するアマチュアリズムはもうすでに幻想なのでしょうか?

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■米学生スポーツのアマチュア規定は幻想?
 〜「学生選手にも報酬を」という意見が急増する背景(上)

 学生スポーツは巨額のマネーを動かします。以前、「なぜ米国は「スポーツバカ」を戒めるのか(下)〜大学スポーツが大リーグより儲かるカラクリ」でも解説しましたが、全米大学スポーツを統括している全米大学体育協会(NCAA)や1200以上ある所属大学が生み出す米国大学スポーツ全体の市場規模は約80億ドル(約8000億円)に達すると言われており、米メジャーリーグ(MLB)や英プロサッカーリーグのプレミアリーグを凌駕します。 

 (中略) このように、NCAAは「学生スポーツ」を標榜していますが、その実態はビジネスです。一方、先のコラムでも指摘したようにNCAAは、半世紀以上も前に「学生選手(Student-Athlete)」という魔法の言葉を作り出すことに成功し、「学生の本分は勉強であるため、彼らはスポーツ選手である前に学生である」という建前から、プロ選手のように報酬を得ることを固く禁じています。  

 しかし、半世紀以上も前に作られたこの「アマチュアリズム」は、NCAAがビジネスとしてその規模を拡大するにつれて、実態と合わなくなってきています。多くの面で、広く一般に許容されている社会的・法的常識との間に不整合を生み出しています。  

 これにより、「学生選手にもきちんと報酬を払うべきではないか」とする意見が最近急増しています。こうした意見自体は半世紀前からもあったのですが、その存在感が近年特に高まっているように感じます。果たして、NCAAが規定する「アマチュアリズム」はもう幻想なのでしょうか?

 今年の「3月の狂気」の全米トーナメントにて、「学生選手にも報酬を払うべき」という意見を強くサポートすることになる“事件”が起こりました。

(続きはこちら
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