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朝日新聞「耕論」

昨日(6月25日)の朝日新聞を読んでびっくりした人もいたのではないでしょうか?

オピニオン欄「耕論」にて、加熱する高校野球の是非について3名の論者の意見を併記する記事を掲載していたからです。ご存知の通り、朝日新聞社は高野連とともに夏の高校野球選手権大会を主催しています。


まずは、こうした記事を企画し、掲載を実現した関係者の方々の努力・英断に拍手したいと思います。いろいろと周囲からの批判はありますが、中から変えて行くのは非常に難しいことだろうと思います。

日本の高校野球は、米カレッジの2大スポーツ、フットボールとバスケットボールにその盛り上がりがとても似ていると思います。最近、日経ビジネスのコラム「米国の大学スポーツは人権侵害のカルテルか」でも書きましたが、文脈はちょっと違いますが、NCAAも近年周囲からの大きな批判にさらされています。

共通しているのは、

1. 若者の健康や権利を犠牲にして大きなビジネスが成立している
2. アマチュアリズムという発想やそのドラマ性が(少なくともその当事者間で)その植民地的発想を正当化している

という点でしょう。

先週、クライアントとともに米国内を視察して回っていたのですが、その視察先の1つにNFLのオークランド・レイダースがありました。レイダースには、NFLの選手教育プログラムを20年かけて作り上げてきた担当者がおり、その事例を教えてもらいに行ったのですが、その時の彼の言葉が思い出されました。

「選手はプレーすることしか考えていない。彼らはそのためにNFLに入ったのだから仕方がない。だから、選手教育やセカンドキャリア支援を行うのは、”できたら望ましいこと”なのではなく、リーグと球団の義務なのです。我々が支援しなければ、誰も支援してくれる人はいないのだから」

つまり、選手を単なる「プロスポーツ競技者」と見るのか一人の「人間」と見るのかという視点の違いです。米国でも、結果が全てのプロの世界では、往々にして前者の視点が強いのですが、それを20年かけて少しずつ変えて来て今に至ります。

センチメンタルなヒロイズムは一時的な熱狂を生みますが、一方で冷めた視点、より長期的に物事を判断する視点も重要なのではないでしょうか。果たして、高校球児を「人間」として支援してあげるべき当事者は誰なんでしょうか?
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アマチュアスポーツが娯楽として消費されている裏で起こっていることにもっと目を向ける必要がありますね。
先日も元甲子園準優勝投手が窃盗で逮捕された新聞記事を見ました。甲子園でもてはやされた選手が、なぜこのようなことになるのか。本人にも原因があるでしょうが、周りの大人がどのように教えていたのか。
yossy | 2013/07/23 23:07









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