November 2019  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

ワールドシリーズ周辺ビジネス

ワールドシリーズの優勝を目の当たりにして、もちろんその雰囲気に興奮したのは言うまでもないのですが、「上手いこと商売やってるなー」と感心した点もありました。

優勝が決まるといえば、やはりマーチャンダイズが大きなビジネスになります。以前、「Linsanity現象とBIRG効果」でも書きましたが、BIRG効果でグッズが最も売れるのは優勝直後です。

良く知られた話ですが、WSやSuper Bowlなどの優勝決定戦に際しては、どちらのチームが優勝しても良いように、予め両チームの優勝グッズを作っておきます。そして、優勝が決まった瞬間から、テレビでは「優勝グッズは公式HPで買えます」というCMが流れ、球場やストアでも優勝グッズの販売が始まります。

これは、優勝チームが決まってからグッズを発注していたのでは、タイムラグからBIRG効果が薄れてしまい販売を最大化できないためです。言い方を変えると、予め両チームのグッズを作っておいても、直後から販売すれば負けたチームのグッズ制作費をカバーする以上の売上が見込まれるのです。ちなみに、お蔵入りになったグッズは発展途上国などに寄付されるそうです。

レッドソックスでも、優勝直後からスタジアム内の公式ストアで優勝グッズ(キャップとTシャツだけでしたが)の販売が始められ、文字通り飛ぶように売れていました。



それと、「これはこれから来そうだな」と感じたのが、プレミアムイベントのチケット用ディスプレービジネスです。

WS優勝なんて、そうそうお目に掛かれるものではありません。優勝までいかなくても、20年ぶりにPOに進出したパイレーツなどでは、POチケットを持っているだけでも家宝になりそうです。そうしたファンにとって、自分が観に行った試合のチケットをきれいにディスプレーできたら嬉しくないわけありません。

特に、今後チケットのデジタル化が進展し、チケットレスになって行くのは時間の問題だと思われます。そんな時代だからこそ、記念となる試合のチケットは、味気ないモバイルチケットや「Print at Home」ではなく、ロゴ入りのきれいなオフィシャルチケットを飾っておきたいものです。

こうしたニーズに応えてか、レッドソックスの公式ストアにもチケットディスプレー専用コーナーが設置されていました。




ディスプレーはシンプルにチケットをアクリルケースに入れるものから、チケットと合わせて優勝決定の瞬間の写真や自分の好みの写真を入れられるものまで多数あり、金額も20ドルから150ドルまで多様です。後日ネットで注文することもできるので、便利です。

僕も、優勝当日はストアがごった返していて買う気が起きなかったのですが、翌日いろいろと調べていると「やっぱ優勝の瞬間に立ち会うなんて、もう生きているうちにないかもしれないよなー」「体験してみるのも仕事のうちだよね」などと都合よく思い、結局一番値の張る以下のディスプレーを買ってしまいました(笑)。

(実は、後でわかったのですが、優勝直後はネットの倍の価格で球場で売っていたようです。BIRG効果を最大限高めた取り組み、と言えば聞こえは良いですが、それはちょっとやり過ぎかもしれません。当日買わなくて良かった)


中央の写真は、ご覧の優勝決定の瞬間のもの以外に、最後のバッタを三振に仕留めたバッテリー(上原選手と捕手)のものや、WS開幕式のものなど4種類から選ぶことができます。チケットは中央左端に入るのですが、ネットから購入した(きちんとしたチケットを持たない)人のために、必要情報を記入すればレプリカチケットをちゃんと入れてくれるなど、悪くないサービスです。

欲を言えば、右下の「Your Photo Here」の部分に(後から自分で好きな写真を入れることができる)、FanFotoなどと連動したサービスを提供していてくれると、更に良かったのではないかと思います。

僕は当日、偶然FanFotoで写真を撮られたので(以下)、その写真を別途注文して入れようと思っています。これをサイト上でワンクリックで実現できたら言うことなしですね。まだ改善の余地はありそうです。


スポンサーサイト

pagetop