June 2019  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

WSも今年からテレビ放映スケジュールを変更

日本シリーズはホークス、ワールドシリーズ(WS)はジャイアンツの勝利で日米の野球界は奇しくも同じタイミングでシーズンを終えました。

日本では、パ・リーグ優勝を果たしたホークスが、セ・リーグ2位のタイガースを破って堂々の日本一に輝きました。CSファイナルステージでタイガースがジャイアンツを破った際は、リーグ優勝のジャイアンツに配慮して胴上げなどはやりませんでしたが、これは非常に日本的な配慮ですね。これはこれで文化の表れで良いのではないかと思います。

一方、MLBはWSに進出したロイヤルズもジャイアンツも、共にワイルドカードからチャンスを掴んだチームでした。これについては、批判がないわけではないようです(例えば、これとかこれ)。今後、この批判が大きなうねりになるようなことがあれば、また別途レポートしたいと思います。

閑話休題。

一昨日、日米のPOのテレビ中継のオンエア方法の違いについて書きましたが、実はWSも今年からテレビ放映スケジュールに若干の変更を加えているんです。WSは

2試合
1日休み
3試合
1日休み
2試合

の7試合で、4勝先取のフォーマット(ちなみに、英語では「Best-of-seven」と言います)で実施されています。で、昨年までは初戦が水曜日に開催されていたのですが、今年からこれが火曜日に1日繰り上げになりました。なぜだと思いますか?

実はこれ、NFLとの放映スケジュールの重複を避けるためなんです。何で今更?と思う方もいるかと思いますが、実は近年、NFLは自ら保有するNFL Networkでの試合中継を強化していて、これを木曜日に充てるようになってきています(つまり、今ではNFLは木・日・月と週3日間テレビ中継している)。

Business Insider誌の図が分かりやすいので、ちょっと拝借します。


 出所:Business Insider

ご覧のように、水曜日から始める放映日程(図の右側)だと、最大で7試合中4試合がNFLと重複するリスクがあるわけです(黄色の網掛け部分)。火曜日開始にすれば(図の左側)、このリスクを1試合に軽減できるというわけです。

まあ、そもそもアメリカではフットボールのコンテンツ力が強すぎるのですが。MLBでは、公式戦の試合中継なら視聴率は数%(一桁前半)程度(全国放送の場合)、WSでも10%前後です。一方、NFLは公式戦でも10%を超えてきますし、スーパーボウルに至っては50%弱という怪物コンテンツです。

ともあれ、MLB最高のコンテンツであるWSですら、競合コンテンツとの食い合いを避けてその露出効果を最大化しようとしているわけですね。

【参考】

スポンサーサイト

pagetop