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PGAツアーも「自粛カテゴリ」解禁を検討

NFLやNBAなどに続き、PGAツアーもいわゆる「自粛カテゴリ」の解禁を検討しているようです。

NBAやNFL同様、PGAでも従来からハードリカー(ウィスキーやブランデーといった蒸留酒)メーカーがトーナメントのタイトルスポンサーになったり、選手とエンドースメント契約を結ぶことが禁止されていました(会場のVIPエリアへのスポンサーなどは許可されていた)。青少年への影響を考えて、メディア露出がある媒体へのスポンサーを禁止していたものと思われます。

しかし、自粛カテゴリの開放は、単にスポーツ組織がポリシーを変えれば済むという話でもありません。例えば、アメリカでは各ネットワーク局が独自の広告基準を設けてハードリカーCMの自主規制を行っています。大会の冠にハードリカーがつくなどは、こうした自主規制に抵触する可能性が高いので、テレビ放映権保有局との調整が必要になります。

PGAはハードリカーカテゴリの開放により、年間約5000万ドル(約50億円)のスポンサー収入を見込んでいるようです。ただ、開放するにしても、青少年への影響を考えて「どのインベントリ(媒体)をどのように開放するのか」という議論が必ず必要になるでしょう。

WPS開幕

NYに戻りました。いつの間にかNYも春の気配です。約2週間の日本出張でしたが、この間米国スポーツビジネス界にも注目すべきいくつもの動きがありました。このブログでも追ってフォローしていきたいと思います。

まずは、WPS(Women's Professional Soccer)開幕のニュースです。昨日3月29日にWSPが開幕し、開幕戦には約1万5000名のファンが足を運んだそうです。WSPの前身であるWUSAの平均観客動員数が約4500名だったことを考えると、上々の滑り出しと言えるのではないでしょうか。

WSPには日本から澤穂希選手、宮間あや選手、荒川恵理子の3名が移籍しており(図らずも、開幕戦で澤選手と宮間選手が対戦)、その点からも注目されます。ちょうど日本出張中にJリーグの試合会場で代理人の知人にばったり会ったのですが、「今後WSPへの移籍を希望する日本人女子選手は増えるだろう」ということでした。

WPSのリーグ運営に注目」でも触れましたが、WSPのリーグ運営やマーケティング手法は、リーグ経営規模が近いことから、日本のマイナースポーツの参考になるのではないかと思います。WUSAはスポンサー企業の撤退でリーグ運営を休止しており、企業におんぶにだっこの収益構造を見直さないといけないのは日本もアメリカも同じでしょう。

WPSは各チームのサラリーキャップを56万5000ドル(約5500万円)に設定しており、選手の平均年俸は3万2000ドル(約300万円)(ただし、米国代表チームの選手には最低4万ドルが保障されている)と、非常に現実的なコスト管理を行っています。

一方、アメリカのマイナースポーツは皆そうなのですが、WSPもプレーの質だけで観客を呼べないことを前提に、工夫を凝らしたマーケティングを実施しています。中でも面白いのが、試合中に選手が携帯からTwitterにアクセスしてコメントを残すなど、今までのスポーツ界ではありえなかった試みがなされている点です。



「選手はフィールド上で結果を残すことが仕事だ」という考えは、米国では古い考え方になりつつあるようです。

【関連情報】
沢、宮間、荒川のなでしこ3人が米挑戦(Nikkan Sports)

WBC連覇でも、日本球界は浮かばれない?(下)

日経ビジネスのWBC関連コラムの後編がアップされました。

日本でのWBCへの注目は非常に高いようですね。今回のコラムでも触れていますが、こちらアメリカとは対照的です。前回のコラム(前編)は、2日間で3万PVを超えたそうで、驚いています。

■WBC連覇でも、日本球界は浮かばれない?(下)
 〜負けてもMLBだけが輝くシステム


 16の国と地域が参加して世界一の座を争うワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が先週5日に開幕しました。セキュリティー上の問題から、徹夜で並ぶことは禁止されていたものの、東京ラウンドの会場となった東京ドームには早朝から観客が集まり、夜からの試合開始にもかかわらず、午前11時には約400人のファンが列を作りました。

 初戦の中国戦の平均視聴率は28.2%(関東地区)、宿敵韓国との一戦は37.8%(同)だったことからも、日本国民全体が大きな関心を示していることがうかがえます。韓国戦の瞬間最高視聴率は46.3%(同)と、国民の2人に1人がテレビ観戦していた格好です(数字はビデオリサーチ調べ)。

 残念ながら、日本代表チームは9日の1次ラウンドA組1位決定戦で敗者復活戦から勝ち上がってきた韓国に0−1で惜敗し、1位通過はなりませんでしたが、2位で15日からサンディエゴで開催される2次ラウンドへの進出を決めました。当地で、B組(オーストラリア、キューバ、メキシコ、南アフリカ)の1位と対戦することになります。

 米国に暮らしながら日米のWBCに対するマスコミ報道に接していると、両者の間に大きな温度差があることを感じます。

(続きはこちら

ランジェリー・フットボール・リーグ

「LFL」って聞いたことありますか?

ないですよね。僕も初耳だったのですが、「ランジェリー・フットボール・リーグ」(Lingerie Football League)の略なんだそうです。インターンのUちゃん(女性)に教えてもらいました。

文字通り、下着姿の女性選手がフットボールの試合を行うというものです。

もともと、スーパーボウルのハーフタイムを狙って、その裏番組「ランジェリー・ボウル」として2004年に企画されたのが始まりだったそうです。お色気のおバカ企画と思いきや、プレーは本気モードで侮れないレベルです。コーチ陣もしっかりいて、少なくとも遊びのレベルは超えています。

以下は、2006年に開催された「第3回ランジェリー・ボウル」の模様です。
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不況で高まるROI(投資対効果)測定の必要性

米政府からのTARP(Troubled Asset Relief Program、いわゆる税金を注入した「金融安定化策」)を受け入れている金融機関への風当たりが高まっていることは、「納税者フィールド?」などでもお伝えしました。

今年オープンするニューヨーク・メッツの新スタジアムの命名権を20年総額4億ドルで購入したCiti Bankには、税金をそんなところに使うならスタジアム名を「Citi Field」でなく、「Citi & Taxpayers Field」にしろという批判です。こうした批判を受け、「Citiが命名権契約から撤退??」でお伝えしたように、Citiは水面下で命名権契約を解除する可能性を探っているという報道も出ています。

世間からの風当たりを気にした動きは、政府からのつなぎ資金援助を受けている自動車業界にも見受けられます。例えば、NFLの公式スポンサーであるGMは、スーパーボウルにおいてフィールド上にキャデラックを展示する権利を持っていたのですが、批判に配慮したのかこの権利を行使しませんでした。さすがに、ここまで批判が大きくなると、周りの空気を読まざるを得ないのかもしれません。

しかし、こうした動きに対して別の批判もでています。

つまり、「金融業界も自動車業界も経営が危機的状況に陥っているということは、業績を上げなければならないはずだ。もしこうしたスポーツ組織との契約が本当に業績向上に貢献するものなのであれば、それを全うするのが経営者として合理的な判断なのではないか。逆に考えると、途中でやめてしまうというのは、その投資対効果を正確に把握できていなかった(ドンブリ勘定での経営判断だった)ということを認めているのに他ならないのではないか」という批判です。

経済は消費者の感情で動く部分が少なくないと思うので(先日、知り合いに「景気」の「気」は「気分」の「気」だと言われて妙に納得してしまいました)、批判に配慮するのも経営上必要な要素だと思います。その意味で、この批判は正論ですが、確かに一理あるなと思います。

日経ビジネスの「米スポーツ産業は「100年に1度」の不況を乗り越えられるか?(上)」で解説しましたが、自動車業界や金融業界はスポーツ産業に広告宣伝費を投下する額が最も大きな産業の1つです。TARPを受け入れているこうした業界の企業は、スポンサーシップのROI(投資対効果)の測定を今後より厳密に行っていくことになるでしょう。また、他業界の企業も、世界的不況により業績が落ち込んでいるところが少なくなく、自動車や金融にひっぱられるようにROIを厳密に測定して行くようになると思います。また、スポーツ組織には、こうしたスポンサー企業の動きに対応して、単にスポンサーシップ権を販売し、アクティベーションの案を提示するだけでなく、ROI測定までを視野に入れたサービスが求められるようになっていくと思います。

WBC連覇でも、日本球界は浮かばれない?(上)

ちょっと間があいてしまいましたが、日経ビジネスに最新コラムがアップされました。今回は、時節柄WBCについて書いています。

WBCについては、日本では注目度も高く、多くの記事が出ているようですが、多くはOn Fieldの選手の話か、運営上の話(試合日程や組み合わせ、誤審問題など)が多いようで、なかなかビジネスサイドの話がないような印象がありました。ということで、今回はWBCが野球界発展のためのツールとなりえるのか、という観点でできるだけビジネスサイドの話を盛り込むようにしました。

■WBC連覇でも、日本球界は浮かばれない?(上)
 〜メジャーだけが肥える不平等なカラクリ


 2月に入り、日本のプロ野球選手たちは春季キャンプで汗を流し始めました。4月のシーズン開幕に備え、多くの球団が宮崎県や沖縄県などにキャンプを張っています。暖かい地で、選手たちは、半年以上続くシーズンを戦い抜く体力作りと、実戦感覚を取り戻すために練習に励んでいます。

 毎年この季節に見られる「風物詩」ですが、今年のキャンプはある異変が起こっています。例年に比べ、多くのファンがキャンプ見学に押しかけているのです。そのお目当ては今年3月から開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表チームの代表候補選手たち。王貞治監督率いる日本代表チームが、3年前の第1回WBCで初代チャンピオンに輝いたのは記憶に新しいところです。そこで、各チームの代表候補選手の仕上がり具合を、期待を持って見守っているわけです。

 当然ながら、代表チームのキャンプは大盛況となっています。悪天候や強風などの悪条件にもかかわらず、最初の4日間の練習に17万人もの野球ファンが集まりました。24日夜に放送された強化試合、日本対オーストラリアの平均視聴率は20.8%、瞬間最高視聴率は27.4%(ビデオリサーチ社調べ)にものぼりました。

 日本中の注目を集めるWBC――。しかし、その生い立ちには根深い問題が潜んでいます。果たして、WBCは閉塞感が漂う野球界の救世主となれるのでしょうか?

 (続きはこちら

Mr. Metが全米NO.1マスコットに

先月、毎年恒例となっているスポーツマスコットランキングをフォーブス誌が発表しました。

これは、米マーケティング会社=The Marketing Arm社の調査によるもので、例年はプロスポーツのマスコットだけなのですが、今年から大学のマスコットも一緒になったようです。

今年のトップ10は次の通り。10チーム中、6チームがカレッジからの選出となっています(ちなみに、昨年のプロスポーツのトップ10は「ファナティックが全米NO.1マスコットに」で、カレッジのトップ10は「全米カレッジNO.1マスコット」でお伝えした通りです)。

1. Mr. Met(MLBニューヨーク・メッツ)
2. ファナティック(MLBフィラデルフィア・フィリーズ)
3. ヘアリー・ドッグ(ジョージア大)
4. ウォーリー・ザ・グリーン・モンスター(MLBボストン・レッドソックス)
5. ベニー(NBAシカゴ・ブルズ)
6. マイク・ザ・タイガー(ルイジアナ州立大)
7. スパーティー(ミシガン州立大)
8. オービー(オーバーン大)
9. ゴールディー・ゴーファー(ミネソタ大)
10.アルバート(フロリダ大)

個人的な感想としては、Mr. Metがトップなのはどうも解せません。やはり、見ていて楽しいマスコットとしては、ファナティックが断トツでNO.1だと思います。Mr. Metは球場でよく見かけますが、至って普通な感じです。レッドソックスのウォーリーに至っては、僕はフェンウェイには何度も行ってますが、見かけたことがありません(いたのかもしれませんが、気付きませんでした)。

調査は「認知度」「訴求力」「親近感」の3つの観点からスコア化してランク付けしたとのことですが、なぜMr. Metなのでしょうか(メッツファンの人、すみません)。ファナティックのように悪戯キャラではないので、親近感が高かったのかもしれません。

【関連情報】
America's Top Sports Mascots(Forbes)

WBCチケット

サンディエゴ州立大学にスポーツマネジメントを学んでいる河合さんという方がいます。昨年夏にニューヨークで初めてお会いする機会があり、それ以来非常にマメに近況報告などの連絡を頂いていたのですが、この度念願のWBCのインターンシップを勝ち取ったということでした。

こちらに留学している人に会うと、だいたい誰もが「WBCでインターンしたい」と言うので、ある意味学生の間では“Dream Job”ならぬ“Dream Internship”になっているようでした。河合さんは非常にコミュニケーション能力が高く、一度しかお会いしたことはないのですが、こちらとしても「つい応援したくなってしまう」ような魅力の持ち主で、WBCのインターンを勝ち取ったのも頷けます。

そんな河合さんの人柄もあってか、WBCの幹部から、第2ラウンド以降の6試合について、チケットを各200枚ずつ独占的に販売する枠を貰ったそうです。

米国在住の野球ファンの方、西海岸に出張が入る予定の方など、WBCのチケットに興味がある方は、以下の注意書きを読んだ上で、是非以下のサイトをチェックしてみて下さい。

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1.パドレスから特別にプロジェクト用のaccount numberを作っていただきチケットをおさえていただいていますので、どしどし予約のご連絡をいただければ確保いたします!(料金はかかりません)
 
2.原則、当日・現地払いでお願いいたします。(eTicketはPadres担当者による代行業務となり、追加料金の発生と時間もかかることが予想され、ご希望数によっては対応ができなくなる場合があるので、できる限りお避けください)
 
3.オーダーしたにも関わらず当日来られなかった場合は、パドレスから請求がいきますので、何卒ご了承ください。
 
※詳しくは、以下サイトでご確認いただければ幸いです。
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サムライ・ジェッツ始動

昨年、「日本人が集まるニューヨークのジャイアンツ」でもお伝えしたサムライ・ジャイアンツですが、懲りずに1月から冬のリーグ戦に参戦しています。

マンハッタンは北緯40度に位置し、青森と同じくらいの緯度なため、冬はものすごく寒いのですが、日曜朝9時から氷点下にもめげずにアメリカ人相手に試合しています。僕もこんなに寒い中でフットボールをやるのは初めてなのですが、寒いと体が動かないので、いきおい基礎運動能力の勝負になってしまいます。寒さでスキルが殺されてしまうと、地肩が強いとか、ジャンプ力がすごいとか、そのレベルの戦いになってしまい、体が小さくて弱い日本人には不利なんですよね。

まあ、いい訳なんですけど、そんな環境もあったり、僅差の負けが続いたりと不運な面もあって、残念ながら初戦から3連敗だったのですが、4戦目にして待望の初勝利を掴むことができました。この日は朝から暖かかったのに加え、オフェンス・ディフェンスともに持ち前の?組織力と頭脳プレーが冴えわたり、危なげない試合運びで完勝でした(20-13)。

以下は、今期初勝利直後の写真です。みんな、いい顔してますね。



最近、ニューヨークで発行されているフリーペーパーにも取材を受け、掲載されました。

■NYジャピオン「趣味の集い」: サムライが討ち入り フットボールの本場に

 澄みわたった冬の空に、楕円形のボールが弧を描く。日曜日の午前9時。摂氏氷点下5度の過酷な条件をものともせず、イーストリバー沿いの市営グラウンドを駆け回るのは、フラッグフットボール・チーム「サムライ・ジャイアンツ」の選手たちだ。元アメフット日本代表クラスがゴロゴロいる「NYタッチフットボール・クラブ」(2007年12月7日号の本欄で紹介)の活動が盛り上がり、「対外試合がしたい」という有志が、スピンオフして同チームを結成。ユナイテッド・スポーツ・リーグに、唯一の日本人チームとして参加している。

 「最初は不安でしたが、やってみたら案外、互角に戦えました」と言うのは、監督の掘古英司。「高校、大学と続けてきたアメフットの実力で、ニューヨークの若いチームに勝った時は痛快」と福島智宏が言えば、一橋大学アメリカンフットボール部出身の川又聡司も、「昔の血が騒ぎます」と息巻く。中堅の望月重成は、「リーマン・ブラザーズが倒産した翌週が初戦でした。これが励みになって、再就職も果たしました」と笑顔で語る。「仕事とは違う緊張感がたまらない」のが、メンバー共通のモチベーションだ。

 (続きはこちら

ジャイアンツ初勝利に加え、もう1つ嬉しいニュースがあります。ジャイアンツの姉妹チーム、サムライ・ジェッツが誕生しました!

このブログを見てご連絡頂くなど、少しずつ参加者が増えてきたのですが、リーグ戦には1チーム8名までしか登録できないため、「ジャイアンツの次はやっぱりジェッツだろ」という安易な発想で(笑)、目出度くチームを発足することができました。当面は、ジャイアンツとジェッツでメンバーを一部共有しながらやっていくことになると思います。

以下は、記念すべきサムライ・ジェッツ初戦の模様です。



ジャイアンツとジェッツが地元リーグで旋風を巻き起こすことになるのか、乞うご期待下さい。

CMの進化

プレイスシフト、タイムシフトで、今や視聴者は好きな場所で好きな時間にテレビを見るようになっています。個人的にも、ここ1、2年でテレビの視聴方法が随分変わりました。

最近テレビで生で見るのはスポーツ中継くらいで、その他のニュースやドラマ、ドキュメンタリー番組などは基本的にDVRに録画しておいて暇な時間(帰宅後や週末)に見ています。ニュースはオフィスで休憩中や単純作業中にネットで見ることも多いです。

CMは基本的にスキップしますし、特に日本のニュース番組などは最近はバラエティー番組のような軽い作りになっていて、真面目に見るのも馬鹿らしく思えるものもあるので、そういう場合は早送り(一番遅いやつ)しながら見るようにしています。幸い、お笑い番組のようにテロップが出ているので、必要最低限の内容はきちんと把握でき、時間も節約できます(笑)。

こうした視聴者のメディア消費形態の変化は、もう後戻りすることはないでしょう。

ESPNなどは、同じ番組を一日中何度も繰り返しオンエアすることが多いので、特にタイムシフトの影響を受けやすいテレビ局なのではないかと思いますが、それだけにCMスキップで広告価値が低下しないような試みを早くから実施しています。

代表的なのが、以下の「Pontiac Game Changing Performance」のような番組中にスポンサー企業名がついた企画コーナーを放送する手法です。



これは、GMが製造するセダン「Pontiac」がスポンサーしているハイライトプレーを紹介する企画で、「Pontiac」の機動性の高さというセールスポイントと、試合を決定づけた好プレーのイメージを重ね合わせたものです。

ESPNの見ていると、似たような企画がいくつもあります。番組内にビルトインしておけば、CMスキップされる心配もないというわけですね。番組内の企画の命名権を販売しているようなイメージでしょうか。

ESPNはテレビだけでなく、ネットでも面白い試みを行っています。以下は、同じくビック3のフォードが製造するピックアップトラック「F-150」のネット広告なのですが、中央のキャスターが、右側の広告から飛び出してきたF-150がはねつけた泥をかぶるというユニークなものです。



最近、コンテンツの間に脈略なく広告が挟まるケースが増えていますが、情報取得を急ぐユーザにとっては、ノイズ以外のなにものでもありません。こうしたユーモアのセンスが溢れるものなら、多少はその不快感も和らぐかもしれませんね。
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